適応障害で休職
仕事を頑張ってきた自分が、適応障害で休職することになった。
人生イコール仕事と言っても過言ではない自分が、つまずいてしまった。他に何も誇れるものは無いと言うのに。
ことの発端は、上司との面接だった。「最近、君の評価が下がっている。私は君の頑張りに感謝しているが、昇進させてあげることは、今後ないよ。」私は、耳を疑った。
後輩のミスを全て肩代わりし、誰よりも現場の仕事に身を捧げてきたのに、自分は評価に値しないというのだ。
「君の後輩は成績がよく、10月から君より上の役職につく。後から知ると君も嫌な思いをするだろうと思って事前に伝えたんだ。わかってくれよな。」
3流大学出身の自分は、地頭も悪く、身体で職場に貢献しようと馬車馬のように働いてきた。所詮、馬車馬は馬車馬でしかないのだろう。後輩は旧帝大出身で、明らかに業績がよいので今回の人事も頭では納得がいく。
うなだれて部長室から出ると、そのまま上着だけ羽織り会社を出た。
いつもの守衛さんが声をかけてくれる。
「あれ、今日は早いんだね。お疲れ様でした。」
「たまたま早いんです。今まで長いことありがとうございました。」
あれ、自分は何故、今までありがとう、なんて言っているのだろう。
永遠の別れみたいな自分の言葉に疑問を感じたが、これが本当に最後の挨拶になるとは気付けなかった。
翌朝、ベッドの上で身体が全く動かない自分。
この時まだ想像もできなかったけど、本当にこれっきり出社できないという話を、このブログで記せればと思います。
毎日、樺沢紫苑先生の動画をみて、なんとか耐えていたのにジエンドです
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